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防犯対策は手を抜かずに行うべき!

2019年12月17日
家と芝生

女性の一人暮らしはもちろんのこと、世帯構成をとわず十分な防犯対策をとることの重要性は明らかです。都市部では高級マンションやタワーマンションなどを中心に、ハード面とソフト面で防犯対策を充実させている場合もあるようです。他方で一戸建て住宅の場合は、新築当初の段階でセキュリティ性能を上げておくのが理想的です。しかし中古物件や建築後時間が経過したマイホームでも、実装できる防犯対策はあります。代表的な方法をいくつかピックアップして御紹介します。

まず来客用のインターフォン、ボタンをおすだけで来訪した旨を住人に伝える機能が主軸です。しかし最近ではカメラ機能付きのインターフォンなども発売されています。カメラ付きインターフォンを装備すれば、玄関ドアを開けるまでもなく来訪者の顔を確認できるので不審者や望みもしないセールスなどに応対する手間を回避できます。

監視カメラなどを個人の戸建て住宅に設置したり、賃貸マンションの要所に設置する事例も増えてきました。最近の監視カメラの性能アップは著しく、相応の距離のある設置場所からでも顔を識別できるほどの画質を備えているタイプも登場しています。駐車場入口や建物の入口などに設置しておけば、その存在が抑止力になり不審人物の侵入の意図をくじくことも可能です。なかには警備会社と監視カメラを活用し、24時間体制で連絡可能なサービスを提供しているサービスもあるようです。

高級マンションなどで最近導入が進んでいるのが、監視カメラやオートロックを随所に設置し各個室にはカメラ付きインターホンを設置するなどハード面での防犯機能を高めると同時に、門番代わりにも機能するコンシェルジュをおいていることです。来客は必ずコンシェルジュからセキュリティカードの交付を受け取ってからでないと屋内に足を踏み入れられないので、事実上の門番としても機能します。

防犯対策はマンションなどの集合住宅のほうがしやすいのは確かですが、戸建て住宅でも簡単に活用できるのが犬を飼うことです。犬はペットとして飼育する向きが大半ですが、ペットとしてだけでなく不審者などの接近を敏感な嗅覚などを駆使し飼主に伝達するという性質を有しています。賃貸マンションなどでは規約で犬は飼育禁止になっていることが多いですが、戸建て住宅ならそのような制限はなくペットとしてのみならず門番の意味合いも持っています。犬に監視カメラやカメラ付きインターフォンの役割を任せるのは戸建て住宅でも実践可能です。